周りの風景が、すっかり初夏の色に変わりました。牧草も瞬く間に草丈を伸ばし緑を深める。今シーズンは、
例年に比べて自然の営みのすべてが、一週間ほど早く進んでいます。
若葉を茂らす木々の間を、初夏の爽やかな風がすり抜けていきます。
先日、シラネアオイの記事を投稿しました。その自生地から、わずかに離れた場所。この自生地は、北側
に面した雑木林の中。一足遅れて、シラネアオイが花を咲かせ始めています。
本州方面の自生地は高山の林の中。道内は緯度が高く、標高100m足らずの身近な場所でも 見ること
が出来る山野草です。
※ 花は、淡いい青紫色で丸みを帯びた菱形で、茎の先端に1輪づつ咲かせます。一方、花びらに見える
のは、花弁ではなく4枚の萼片です。
シラネアオイは、茎の先に付ける花は一輪。始めて見る一本の茎先に二つの花を咲かせるニリンシラネ
アオイです。